アザ・傷跡でお悩みの方をメイクで解消!マーシュフィールド
  1. HOME
  2. 特集コンテンツ
  3. 白石先生のコラム

白石先生のコラム「こんにちは。白石典子です。」


白石典子先生

白石 典子氏 プロフィール:
スキンカモフラージュサービスネットワーク代表。札幌在住。 2002年、英国赤十字社スキンカモフラージュサービスの技術を特例で学び帰国。その後、英国赤十字社より譲り受けたマニュアルを使用し、精神性とともに、歴史ある技術を広めるための講習会や形成外科病院・化学療養患者へのサービスを開始し、多くのクライアントと出会う。その活動はテレビや雑誌などのマスコミの注目を浴びる。


ホスピスにおけるスキンカモフラージュの役割

私は現在、ホスピスに勤務しております。
緩和ケア病棟を併設する200床ほどの中堅の病院で、患者さんの8割が末期がん、進行がんの方です。
多くの困難と立ち向かっておられる患者さんを「患者ではなく、普通の人としての生活」をおくれる様に様々なサポートをしています。


かつらの相談や帽子が欲しい・・、買い物に出かけたいなど様々な要望がある中、 メイクをすることのサポートも行います。お顔のマッサージから始まり、化粧水で肌を整えるころ、どの方も病気のことは忘れてきれいになることへの期待に気持ちが高まっていく様子が伝わってきます。
病衣を脱ぐことができない方へは首元に一番似合う色のスカーフをご用意します。
そうすると、一段といきいきとし、病気を患っている人ではない一人の女性のお顔になります。


病気の治療が第一目的であることには変わりがないわけですが、「きれいな自分」がどれほど治療の励みになることでしょう。いきいきとした表情や笑顔はご本人だけではなく、周りのご家族や治療に関わるスタッフも元気にしてくれます。


新年早々には、患者さんと一番多く接するナース向けに「メイク」の有効性についてのセミナーを持たせていただきました。セミナーの中では実際にメイク方法を見ていただきます。治療中の患者さんですので、本来のご自分の肌色とは異なり、又、さまざまなトラブルもかかえておられます。そのようなお肌へのメイクはスキンカモフラージュの技術が必要となります。セミナーは私が尊敬する日本のホスピスの原型をおつくりになられたナースの石垣靖子先生とのジョイントです。セミナーの題名は「ペーショントからパースンへの挑戦」です。