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白石 典子氏 プロフィール:
スキンカモフラージュサービスネットワーク代表。札幌在住。
2002年、英国赤十字社スキンカモフラージュサービスの技術を特例で学び帰国。その後、英国赤十字社より譲り受けたマニュアルを使用し、精神性とともに、歴史ある技術を広めるための講習会や形成外科病院・化学療養患者へのサービスを開始し、多くのクライアントと出会う。その活動はテレビや雑誌などのマスコミの注目を浴びる。
看護協会のある支部から今回、2回目の講座を開催する機会をいただきました。今回は事前に質問をいただき、それに答えることを中心に進めることになりました。
土地柄「肌の乾燥」については皆さん切実です。凍て付く空気に約半年間はさらされる北海道は本当に過酷だと思います。室内では暖房があり、空気は乾燥しています。どうしても肌は「いじめられている」状態が長く続きます。そして、仕事柄ストレスや緊張が多く、肌への負担も大きいのが現実のようです。
講座の中で一番に伝えたいことは、健康であること(バランスよく食べる)。そして、自分の肌の状態をしっかりと知ること(色が白い、乾燥肌など)。情報に まどわされないこと。日常、簡単にできることの紹介をしました(マッサージ・お風呂の入り方、洗い方・簡単スープの作り方)。そして自分のことを大切に思 う心が一番大切だということを話しました。
昨日の土曜日は表皮水疱症という病気の患者組織がはじめて日本にもでき、その記念にニュージーランドから世界的組織の会長(当事者の母親)とご子息(当事 者)のハンフリー君(25歳)を招き、講演会が開催されましたが、私も開催のお手伝いをさせていただきました。北海道以外からも多くの親子が参加されまし た。病状は大変過酷なものですが、ハンフリー君の前向きでチャレンジしていく生き様は感動的でした。何より、自分自身を誇りしていることが素晴らしいと思 いました。タンパク質を作れないことから皮膚が様々な障害に合い、歩行も困難になり日常生活にも負担が大きく、大変過酷な病気です。遺伝子治療が研究されているという事です。
私は支援者として参加させていただいたのですが、多くの病と闘っているご本人、ご両親と出会いました。これから、スキンカモフラージュサービスの技術を生 かした協力を進めていきたいと考えているのですが、いつも、病と闘う人たちを前にすると、己の小ささを思い、学ぶ事は無限にあり、行動しなくてはいけないことが多くあると思わずにはいられなくなり、少し落ち込みます。ですが、慈愛にみちた時間を共有でき、心は温まるのです。

